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イスラエルのために祈る

「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。」第1ヨハネの手紙5:14

イスラエルとは誰のことなのか、

なぜ祈るのか、

何を祈るのか確認して祈りましょう。

・イスラエルとは誰のことなのか。

 

 使徒パウロは新約聖書「ローマ人への手紙」でこのように言いました。

「私はキリストにあって真実を言い、偽りを言いません。次のことは、私の良心も、聖霊によってあかししています。私には大きな悲しみがあり、私の心には絶えず痛みがあります。もしできることなら、私の同胞、肉による同国人のために、この私がキリストから引き離されて、のろわれた者となることさえ願いたいのです。彼らはイスラエル人です。子とされることも、栄光も、契約も、律法を与えられることも、礼拝も、約束も彼らのものです。父祖たちも彼らのものです。またキリストも、人としては彼らから出られたのです。このキリストは万物の上にあり、とこしえにほめたたえられる神です。アーメン。」ローマ人への手紙9:1−5

イスラエル人とは、

使徒パウロの同胞、

アブラハム、イサク、ヤコブの子孫、

人としてのキリストがお生まれになった民、

ユダヤ人。

現在の人口(2022)15,253,500

イスラエル在住:7,181,000人

イスラエル国外在住:8,072,500人

*ホロコースト以前の人口(1939年):約1,670万人

 

・なぜイスラエルのために祈るのか。

 聖書の最初の書物「創世記」12章にはイスラエルの父祖アブラムが登場し、イスラエルに対する神様の約束が語られています。

「主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」創世記12:1ー3

 預言者イザヤはイスラエルの民が神様から与えられている使命を語りました。

「わたし、主は、義をもってあなたを召し、あなたの手を握り、あなたを見守り、あなたを民の契約とし、国々の光とする。こうして、見えない目を開き、囚人を牢獄から、やみの中に住む者を獄屋から連れ出す。」イザヤ書42:6−7

イスラエルのために祈るのは、

神様のイスラエルに対する約束と計画があり、

その実現を通して全ての人が祝福を受けると信じるからです。

神様はイスラエルを祝福する者を祝福してくださいます。

 

 

・何を祈るのか。

「主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。」 第2歴代誌16:9

神様の御心を祈ります。

私たちの心が、

神様の心と一つになり、

神様の約束に基づいて祈る時、

イスラエルは祝福され、

私たちも祝福を受けます。

 

私たちの祈りが神様の御心にかないますように。

祈りの提案

  • イスラエルの民の帰還について

 世界各地に住んでいるイスラエルの民が神様の御手に導かれ、守られてイスラエルの地に帰ることが出来ますように。またわざわいから守られ、必要が満たされ、イスラエルの地で安心して生活することが出来ますように。救い主を待ち望み、迎える準備ができますように。

エゼキエル書36章〜39章参照

「それゆえ、神である主はこう仰せられる。今わたしはヤコブの繁栄を元どおりにし、イスラエルの全家をあわれむ。これは、わたしの聖なる名のための熱心による。彼らは、自分たちの地に安心して住み、彼らを脅かす者がいなくなるとき、わたしに逆らった自分たちの恥とすべての不信の罪との責めを負おう。わたしが彼らを国々の民の間から帰らせ、彼らの敵の地から集め、多くの国々が見ている前で、彼らのうちにわたしの聖なることを示すとき、彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知ろう。わたしは彼らを国々に引いて行ったが、また彼らを彼らの地に集め、そこにひとりも残しておかないようにするからだ。わたしは二度とわたしの顔を彼らから隠さず、わたしの霊をイスラエルの家の上に注ぐ。」エゼキエル書39:25−29

  • イスラエルの土地について

 神様がイスラエルの民に与えた土地、国境が守られますように。エルサレムが分断されたり、奪われたりすることなく、神様の約束とご計画に基づいてイスラエルの地に住む全ての人々の上に平和がありますように。

「地は買い戻しの権利を放棄して、売ってはならない。地はわたしのものであるから。」レビ記25:23

「見よ。わたしがユダとエルサレムの繁栄を元どおりにする、その日、その時、わたしはすべての国民を集め、彼らをヨシャパテの谷に連れ下り、その所で、彼らがわたしの民、わたしのゆずりの地イスラエルにしたことで彼らをさばく。彼らはわたしの民を諸国の民の間に散らし、わたしの地を自分たちの間で分け取ったからだ。」ヨエル書3:1−2

  • イスラエルのリバイバル、霊的救いについて

 イスラエルにいる信者の約60〜70%がロシアからの移民者と言われています。世界中から帰還してくる多くのイスラエルの民がイスラエルの地でイエスをメシア(救い主)と信じ、受け入れることが出来ますように。

「わたしは、ダビデの家とエルサレムの住民の上に、恵みと哀願の霊を注ぐ。彼らは、自分たちが突き刺した者、わたしを仰ぎ見、ひとり子を失って嘆くように、その者のために嘆き、初子を失って激しく泣くように、その者のために激しく泣く。」ゼカリヤ12:10

  • イスラエルにあるメシアの体(キリストの体=信仰者の集まり)について

 イスラエルにあるメシアの体に一致がありますように。世界中から帰還してきた人々は教派的には皆バラバラです。彼らは教派を超えなければイスラエルの地でメシアの体を構成することが出来ません。多くの場合、教派を乗り越えることは出来ても、難しいのがそれぞれの国で培ってきた考え方を乗り越えることです。ロシア的考え方のユダヤ人がいれば、アメリカ的、フランス的、ブラジル的、様々な考え方のユダヤ人がいます。考え方の違いによっては一致を保つのが難しくなります。イスラエルにあるメシアの体が様々な違いを乗り越えてイェシュアにあって一致を保ち、イスラエルの地で、また全世界に神様の栄光を輝かす光として用いられますように。

 

「わたし、主は、義をもってあなたを召し、あなたの手を握り、あなたを見守り、あなたを民の契約とし、国々の光とする。こうして、見えない目を開き、囚人を牢獄から、やみの中に住む者を獄屋から連れ出す。」イザヤ書42:6―7

  • 各国の指導者について

 各国の指導者たちがイスラエルに対して正しい立場を取ることが出来ますように。特に日本の指導者がイスラエルを祝福する立場を取り、良い関係を築いていくことが出来ますように。日本がイスラエルを祝福する国となりますように。

 

あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」創世記12:3

Trip to Israel(イスラエル旅行の写真)

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