イスラエルへの旅
2017年6月〜7月
ヨッパ
飛行機から見たイスラエルと地中海。 私たちは2017年6月22日の朝成田を出発して、同日の夜9時ごろイスラエルのベングリオン国際空港に到着した。その日は空港近くのホテルに泊まり、次の日レンタカーを借りて、港町ヨッパへ向かった。
ヨッパの海岸 ヨッパは旧約聖書の時代から港町として利用されていた。ヨナという預言者はこの港から船に乗って、神様から逃げようとした。その後もヨッパは港町として栄え、中世にはエルサレムを訪れる旅行者や商人などの玄関口となった。19世紀後半になり多くのユダヤ人がイスラエルに帰ってくると、ヨッパは玄関口となり、商業の中心地として発展した。今ではヨッパ周辺に数多くの高層ビルが立ち並び、イスラエルの経済・商業の中心地となっている。
上空から見たイスラエル ペテロは神様が与えてくださった夢を通して、人を分け隔てすることなく大胆に福音を宣べ伝え、喜んでバプテスマを授けた。私たちも神様の大いなる恵みを喜び、大胆にイエス様を語り、喜んでバプテスマを授け、神様の恵みを賛美していきたい。 神様は国籍に関係なく、イエス・キリストを通して、誰でもことごとく受け入れてくださる。この神様の心を受け取り、誰でもイエス・キリストを信じるなら神様は受け入れてくださるとの信仰を持って、遣わされていきたい。
飛行機から見たイスラエルと地中海。 私たちは2017年6月22日の朝成田を出発して、同日の夜9時ごろイスラエルのベングリオン国際空港に到着した。その日は空港近くのホテルに泊まり、次の日レンタカーを借りて、港町ヨッパへ向かった。
ガリラヤ湖
ガリラヤ湖 1周約60キロ、車なら1時間でまわることが出来る。道も広く綺麗に舗装されており楽しくドライブが出来る。南北に21キロ、幅13キロあり、周りは山に囲まれている。海抜はマイナス213mで淡水湖としては世界で一番低い所にある。
西側の山から眺めたガリラヤ湖 マルコの福音書1:35-39 35 朝はやく、夜の明けるよほど前に、イエスは起きて寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。 36 すると、シモンとその仲間とが、あとを追ってきた。 37 そしてイエスを見つけて、「みんなが、あなたを捜しています」と言った。 38 イエスは彼らに言われた、「ほかの、附近の町々にみんなで行って、そこでも教を宣べ伝えよう。わたしはこのために出てきたのだから」。 39 そして、ガリラヤ全地を巡りあるいて、諸会堂で教えを宣べ伝え、また悪霊を追い出された。
神殿を象徴する石(シナゴーグで礼拝がされていた) 私たちは自分の持っているもの、能力、あるいは自分という存在が地のちりに等しい、役に立たないもののように感じることがあるかも知れない。しかし主が私たちを取り、祝福し、遣わしてくださるとき、そこに満ち溢れる主の大いなるめぐみがある。
ガリラヤ湖 1周約60キロ、車なら1時間でまわることが出来る。道も広く綺麗に舗装されており楽しくドライブが出来る。南北に21キロ、幅13キロあり、周りは山に囲まれている。海抜はマイナス213mで淡水湖としては世界で一番低い所にある。
ピリポ・カイザリヤ(バニアス)
ピリポ・カイザリヤ マタイによる福音書16:13-19 13 イエスがピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は人の子をだれと言っているか」。14 彼らは言った、「ある人々はバプテスマのヨハネだと言っています。しかし、ほかの人たちは、エリヤだと言い、また、エレミヤあるいは預言者のひとりだ、と言っている者もあります」。15 そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。16 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。17 すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。18 そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。19 わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう。そして、あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」
ピリポ・カイザリヤでの偶像礼拝 ガリラヤ湖から北へ約60キロ、徒歩で13時間ほどのところ。ヘルモン山のふもとで、水が豊富にわき出て緑が豊かなところ。湧き水はヨルダン川となってガリラヤ湖に注がれている。ここはもともとギリシャ神話の神々を拝む偶像礼拝が盛んなところで岩壁には多くの神々が祭られていた。イエス様は弟子たちを連れて数日かけてこの地に来た。そして、この偶像礼拝が盛んな地でイエス様は最も大切な質問を弟子たちにされた。
ピリポ・カイザリヤの川 最後に、「天国のかぎを授けよう。」 人々の前に天国を開く役割、福音を宣べ伝える使命が与えられた。イエス様はすべての人の罪を背負い、十字架にかかり、死んで葬られたが、3日目によみがえられた。誰でもイエス様を救い主と信じるなら、罪赦されて永遠のいのちをいただき、天国に入ることができる。 ペテロは福音を宣べ伝え、多くの人々の前に天国を開いた。同じように、イエス様が神の子キリスト、救い主であると信じるすべての人にこのかぎが与えられている。だからイエス様は弟子たちのすべてにこう言われた。 マルコによる福音書16:15 「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。」 イエス様こそ生ける神の子キリストであると信仰を告白し、福音を宣べ伝える、神様の素晴らしいご計画の中を歩んでいきたい。
ピリポ・カイザリヤ マタイによる福音書16:13-19 13 イエスがピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は人の子をだれと言っているか」。14 彼らは言った、「ある人々はバプテスマのヨハネだと言っています。しかし、ほかの人たちは、エリヤだと言い、また、エレミヤあるいは預言者のひとりだ、と言っている者もあります」。15 そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。16 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。17 すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。18 そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。19 わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう。そして、あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」
カイザリヤ
カイザリヤ国立公園 ローマ帝国による支配の時代、カイザリヤにはローマ帝国の総督府が置かれていた。このカイザリヤはもともと小さな町だったが、総督府が置かれたことによりローマとイスラエルを結ぶ港町として発展した。特にヘロデ王による改築工事で発展し、その遺跡が多く残されている。現在はカイザリヤ国立公園となっている。 パウロはこのカイザリヤで2回の裁判にかけられ、取り調べを受けてローマ皇帝へ上訴することになった。
カイザリヤの遺跡 第1回目の裁判 使徒行伝24:1 「五日の後、大祭司アナニヤは、長老数名と、テルトロという弁護人とを連れて下り、総督にパウロを訴え出た。」 大祭司アナニヤは弁護人を連れてエルサレムからカイザリヤまで来て、パウロを訴えた。 使徒行伝24:5 「さて、この男は、疫病のような人間で、世界中のすべてのユダヤ人の中に騒ぎを起している者であり、また、ナザレ人らの異端のかしらであります。」 彼らの訴えは、パウロが世界中で騒ぎを起こしている危険な人物だというものだったが何の証拠もなかった。
円形劇場からの地中海 福音こそ、イエス・キリストこそ、信じる全ての人に救いを得させる神の力である。 この確信を持ち、私たちの言葉を聞く人がみな、キリストを信じることができるように願い、祈り証していきたい。特定の人だけではなく、誰であろうと、私たちと同じように神様の恵みを受けることができるように。 キリストは信じるすべての人に救いを与えてくださる。
カイザリヤ国立公園 ローマ帝国による支配の時代、カイザリヤにはローマ帝国の総督府が置かれていた。このカイザリヤはもともと小さな町だったが、総督府が置かれたことによりローマとイスラエルを結ぶ港町として発展した。特にヘロデ王による改築工事で発展し、その遺跡が多く残されている。現在はカイザリヤ国立公園となっている。 パウロはこのカイザリヤで2回の裁判にかけられ、取り調べを受けてローマ皇帝へ上訴することになった。
ナザレ
ナザレのお店 ルカによる福音書1:26-31 26 六か月目に、御使ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。 27 この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。 28 御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。 29 この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、このあいさつはなんの事であろうかと、思いめぐらしていた。 30 すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。 31 見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。
ナザレの車道 ルカによる福音書1:32-38 32 彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、 33 彼はとこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう」。 34 そこでマリヤは御使に言った、「どうして、そんな事があり得ましょうか。わたしにはまだ夫がありませんのに」。 35 御使が答えて言った、「聖霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。それゆえに、生れ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。 36 あなたの親族エリサベツも老年ながら子を宿しています。不妊の女といわれていたのに、はや六か月になっています。 37 神には、なんでもできないことはありません」。 38 そこでマリヤが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。そして御使は彼女から離れて行った。
ナザレ村からの眺め 「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。 同じように、この御言葉は私たちに語る。「恵まれた人よ、おめでとう、主があなたと共におられます」 主が私たちと共にいてくださる。そして私たちを愛していてくださる。この奇跡を信じて、主の御言葉の通り、この身になると信頼して歩んでいきたい。全能の主はみことばの通りに御心を成してくださる。「神には、なんでもできないことはない」
ナザレのお店 ルカによる福音書1:26-31 26 六か月目に、御使ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。 27 この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。 28 御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。 29 この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、このあいさつはなんの事であろうかと、思いめぐらしていた。 30 すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。 31 見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。
エルサレム
エルサレム城壁前の公園
エルサレム旧市街の中
エルサレム新市街
エルサレム城壁前の公園
ビア・ドロローサ(苦難の道)
イエス様が裁判を受けた場所から、十字架を背負わされて死刑場であるゴルゴタまで歩いた道のり。伝承と聖書の記事に従って、現在は14の巡礼地がある。全長約1キロの道のりになっている。
総督ピラトがイエス様を有罪とした所。 現在はアラブ人の小学校の敷地となっている。 私たちが中に入れるのかどうか迷っていたら、中学生くらいの男の子が、5シェケルで中に入れてあげるよと言ってきた。だいたい150円くらいだったので、入るか迷ったが、やめておいた。後で調べたら、曜日によっては無料で入れるらしい。 ここでイエス様は裁判を受けて、ピラトから十字架刑を言い渡された。 マルコによる福音書15:12-15 「そこでピラトはまた彼らに言った、「それでは、おまえたちがユダヤ人の王と呼んでいるあの人は、どうしたらよいか」。彼らは、また叫んだ、「十字架につけよ」。ピラトは言った、「あの人は、いったい、どんな悪事をしたのか」。すると、彼らは一そう激しく叫んで、「十字架につけよ」と言った。それで、ピラトは群衆を満足させようと思って、バラバをゆるしてやり、イエスをむち打ったのち、十字架につけるために引きわたした。」
ビアドロローサ、苦難の道。 イエス様は相当な苦しみを受けて十字架にかけられ、息を引き取り、墓に葬られた。その苦しみは肉体的な苦しみはもちろん、精神的な苦しみもあり、何よりも霊的な苦しみがあった。それは私たちの罪を背負い、私たちに代わって神から切り離され、神様の愛から完全に断ち切られるという苦しみだった。本当は私たちが私たちの罪のために受けなくてはいけないものだが、イエス様が代わりに受けてくださった。それは私たちがイエス様を通して神様の愛と罪の赦しを受けとり、神様との決して奪われることのない完全な愛の関係を受け取るためである。 ローマ人への手紙10:13 「なぜなら、「主の御名を呼び求める者は、すべて救われる」とあるからである。」
イエス様が裁判を受けた場所から、十字架を背負わされて死刑場であるゴルゴタまで歩いた道のり。伝承と聖書の記事に従って、現在は14の巡礼地がある。全長約1キロの道のりになっている。
イスラエルの各地
レンタカーでイスラエル巡り テルアビブ→ヨッパ→カイザリヤ→メギド→ガリラヤ周辺→ゴラン高原→ピリポ・カイザリヤ→エルサレム周辺
レンタカーでイスラエル巡り テルアビブ→ヨッパ→カイザリヤ→メギド→ガリラヤ周辺→ゴラン高原→ピリポ・カイザリヤ→エルサレム周辺