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<昭島めぐみ教会信仰告白>

~1974年日本バプテスト連盟加盟時より~

 

 

1 聖書の権威

 聖書は神の霊感によって書かれ、「真の神」とその聖意志である「人類の救済」を示し、私達の信仰と生活の「唯一無比、あやまりなき真実な基準」であることを信じます。

2 真の神

 私達は唯一であって真である生ける神を信じます。神は無限であり、全てを知られ、全てを行うことが可能な御方であり、あらゆる時と場所を超えて存在する霊であって、天地の創造者そして清きと恵みと愛の完全な具顕者、又、父子聖霊なる三位一体の神であり、人類救済の業と天地の支配において完全な人格を顕わされる方であることを信じます。

3 人間の堕落

 私達人間は、神のかたち即ち神のイメージに創造されたものであるが、サタンの誘惑に負け神の命令に従わず、罪に落ち、本来あるべき神との正しい関係を失い、永遠の滅びに定められているものであることを信じます。

4 贖罪と義認

 愛なる神は、処女マリヤより生れられた神の独り子イエスをこの世(人間)に賜わったほどにこの世を愛して下さったので、どの様な罪人もイエスの十字架上での贖罪の死と、死よりの復活を信ずる信仰によってのみ完全な救いを受け、永遠の生命に至ります。この神の愛により私達は隣人を愛することを学びます。これは全て神の恩寵にのみよるもので、けっして人の業ではないことを信じます。

5 悔改・信仰・新生・聖化・選び

 罪と死よりの救いを受けるためには、真剣な、心からの罪の悔改とイエスを救い主と信ずる絶対信仰により生れかわらなければなりません。同時に、私達に働く聖霊の啓示と導きにより新生の経験をし、ここより聖化に与かることを信じます。又神の選びは神の永遠の目的であって、罪ある人の新生・聖化・救済の業が行われ、福音を信ずる結果これを確認できることを信じます。

6 新約教会

 キリスト教会は、福音を信じてバプテスマを受けた信者の自主的集会、有機的共同体であって、内においては二大礼典を守り、礼拝を行い聖き交わりをなし、奉仕をささげ、外に向かっては福音の宣教をなします。これらの中で聖支配に従って、キリストのみ言葉による約束である賜与・権利・恩恵とに与かります。新約教会の役員は牧師と執事であり、その職能はテモテ書・テトス書が示しています。

 

7 バプテスマと晩餐

 バプテスマは、父子聖霊の名によって行われる。信仰者に対する水の浸礼であることを信じます。この形は十字架上で死なれ、葬られ三日目に甦られた主イエス・キリストを信ずる信仰を象徴しています。これはこの主イエスの恵によって、罪に死に新しい生命に甦えることができるのだと示しており、ただ、主イエス・キリストを救い主として信ずる信仰によってのみ受け取ることが出来得ます。そしてバプテスマは、教会の交りに入るに必要な礼典であると信じます。

 主の晩餐は、イエス・キリストの受難及び死と復活を記念して行われる礼典であることを信じます。キリストの犠牲的な愛及び再臨の待望の契約をパンとぶどう酒によって、主のからだにあづかる者が確認します。

8 主の日

 私達は、一週の始めの日(日曜日)を主の日、キリストの復活日として記念し、この日を宗教的目的の為(礼拝式・宣教及び奉仕などの為)に、又、各々の魂の為に聖く用い遵守すべきであると信じます。

9 教会と国家

 国の政府は神が定められたものであり、公共の安全と社会の秩序のためにあることを信じます。従って私達は、王の王である主イエス・キリストのみ旨に反しない限り、国家政府の為に祈り、各々良心的にこれを敬い、これに従うべきものであると信じます。

10 来 世

 私達は、この世の終末の来ることを信じます。

この時キリストは世を審き、キリストを信じない者は永遠の滅亡に、そして神により義と認められた者は永遠の喜びに定められます。この審判により、神はその義に基き人間を永遠に、天国又は地獄に定められることを信じます。

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